シマダ皮膚科便り
Blog
Blog
蜂窩織炎(ほうかしきえん)
蜂窩織炎は皮膚の細菌感染症です。足や下腿、前腕に好発し、患部の皮膚が腫れて、赤み、熱感、痛みを伴います。発熱や倦怠感などの全身症状を伴うこともあります。
原因
黄色ブドウ球菌や溶血性レンサ球菌などの細菌が皮膚の軽微な傷から感染します。水虫のから傷から蜂窩織炎になる方も多くいらっしゃいます。
治療
抗生剤を投与します。糖尿病のコントロールの悪い方や全身症状がある場合は点滴加療が必要なこともあります。また、患部の安静、冷却も必要です。