シマダ皮膚科便り
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掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
掌蹠膿疱症は手掌や足底に赤み、皮むけ、膿疱が混在してみられる疾患です。
また、関節炎を合併する方もいらっしゃいます。
扁桃炎や虫歯などの感染病巣や金属アレルギーの関与も報告されていますが、はっきりとした原因はわかっていません。
治療
外用薬
ビタミンD3外用
ステロイド外用
内服薬
エトレチナート(ビタミンA誘導体)
ビオチン(ビタミンH)
シクロスポリン(免疫抑制剤)
光線療法
当院では掌蹠膿疱症に対し中波紫外線療法も行っております(保険適応)。308エキシマシステムは短時間で強いエネルギーを照射することができます。
その他
・禁煙
掌蹠膿疱症の患者さんは喫煙者が多いことから何らかの関係があると考えられています。
・病巣感染の治療
扁桃炎や虫歯の関与が疑われた場合、扁桃腺を摘出することや虫歯の治療で掌蹠膿疱症がよくなることがあります。
・歯科金属除去
金属アレルギーのある患者さんは歯科金属などを除去することで軽快する場合があります。
当院では金属パッチテストもおこなっております。
ご希望の方はお気軽にご相談ください。
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シマダ皮膚科クリニック
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