シマダ皮膚科便り
Blog
Blog
多汗症治療
・外用薬
ラピフォートワイプ(適応はワキのみ)
発汗に関与するアセチルコリンの伝達を阻害することで汗の分泌を抑えます。
シート状になっており利便性の高い外用薬です。
エクロック(適応はワキのみ)
上記と同様の作用の外用薬です。
アルミニウム外用液(保険適応外)
皮膚科では昔から使用されている外用薬です。アルミニウムが汗の腺を塞ぐことで発汗を抑えます。
わき以外にも使用されますが、顔や首など皮膚の薄い部分は刺激感やかぶれが起こることがあります。
・内服薬
プロバンサイン内服
抗コリン作用のある内服薬です。発汗の指令をだすアセチルコリンの働きを抑制することで発汗を抑えます。
緑内障や前立腺肥大症の方は使用できません。
・ボツリヌストキシン注射
皮下にボツリヌストキシンを注入することにより、交感神経から発汗の指令をだすアセチルコリンを抑制します。個人差はありますが3か月程度効果は持続します。
原発性局所多汗症との診断された場合はワキ汗ボトックスが保険治療で行えます。
当院ではリジェノックス(ジェネリック薬)を使用された場合は、保険治療よりも患者様負担は低額になります。
=======================================
〒114-0002
東京都北区王子1-10-17 ヒューリック王子ビル5階
シマダ皮膚科クリニック
TEL:03-6903-3080
HP : https://hifuka-shimada.com
https://shimada-biyou.com
=======================================