シマダ皮膚科クリニック

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シマダ皮膚科便り

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癜風 真菌症Shimada Dermatology's Letter

夏の時期に増えてくる疾患の1つに癜風(でんぷう)があります。

皮膚の常在菌であるマラセチアが多汗・高温などが誘因となり過剰に増殖して生じます。

 

一般的には胸や背中に灰色の円形の班が複数みられます。よくみると細かい皮剥けが付いているのが特徴です。

 

下記写真の方は腕と首にシミのようなものがでてきたと受診されました。顕微鏡検査で菌糸がみられ、癜風と診断しました。

 

ほとんどの方は抗真菌外用剤で軽快しますが、夏の時期に毎年のように繰り返す方もいらっしゃいます。汗を早めに流し、皮膚を清潔に保つことが予防となります。

 

同じような皮疹がある方はお気軽に受診してください。

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院長 島田 俊嗣(シマダ トシツグ)
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